2010年06月25日

たばこ

わたし、たばこが苦手なんですよね。

最近では喫煙者もマナーが良くなって来ているとは思いますけど、矢張りたばこの匂いがあったりとかすると咳とかくしゃみとか止まらなくて。

喫煙者の方が喫煙されるばあいは、なるべく遠くに離れるようにしています。

ところで・・・

最近では、妊娠中の妊婦さんに喫煙を止めさせない事もあるという話を聞いたのですが、これって本当なのでしょうか?
ストレスを溜める方が良くないらしいので、ストレスを溜めないために喫煙を勧めるんだとか。
聞いてびっくりしたのですが、でも、これって多分母体にも子供にも良くないのでは?


女性の喫煙と妊娠障害について

女性の方で喫煙されている場合ですが、まず、「たばこ」の煙の成分は卵巣からの女性ホルモンの分泌能力を低下させて、妊娠を妨げてしまいます。また、喫煙期間が長ければ、その期間に応じて卵巣もダメージを受けてしまい、卵子の老化や生殖機能の低下だけに留まらず、通常よりも数年も閉経が早まってしまう場合もあります。

また、「たばこ」に含まれる多くの有害物質は、妊娠するための様々な器官に影響を与えてしまうため、流産や子宮外妊娠のリスクも同様に高まってしまいます。


妊娠している場合の喫煙は、赤ちゃんにまで悪影響が!

妊娠したあとも喫煙を続けてしまうと、お腹の中にいる赤ちゃんにまで悪影響が出てしまいます。妊娠した以降の喫煙は、超低出生体重児や早産や流産を招きやすく、タバコを吸う家族がいる家庭では、乳幼児突然死症候群の発生率も高まると言われています。また、無事に出産したとしても、将来、その赤ちゃんが成人したときに、不妊症になってしまう確率が高くなるとも言われています。


男性の喫煙と妊娠障害について

男性の場合は、はっきりと自覚できるような症状があまり無いので、喫煙してても関係ないと思われているかもしれません。しかし、「たばこ」の有害物質の魔の手は、男性にもしっかりと伸びていますよ!

男性への影響ですが、喫煙者と非喫煙者を比べてみると、喫煙者の精子の数は10~20%ほど少なく、精子の頭が無いなどの奇形精子も生まれやすくなっており妊娠に悪影響を与えます。また、無事に妊娠できたとしても、子宮内で異常な胎児の発育が起こることもあり、流産や先天奇形の確立も上がってしまいます。

ストレスを溜めないのと、こういった悪影響が出ることと、一体どちらが良くないんでしょう・・・と考えてしまいました。
私は喫煙者ではないので、やはり妊娠中に喫煙することはどうなんだろうと思うんですが・・・



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Posted by chokoco at 09:52│Comments(0)不妊
 
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